生々流転それでいい

惚れてたなんて 云わないで
花まで買って 照れるじゃないの
お店たたんだ 私より
見送る人の 涙がつらい
出逢っては 別れゆく
行き交う船だよ 人生は
生々流転 それでいい
笑顔で またいつか
またいつか 逢おうね

強気が売りの 女でも
強がりだけじゃ 暮らせなかった
人の心の ぬくもりが
小さな店を 支えてくれた
最後までありがとう
お客という名の 恋人よ
生々流転 それでいい
何処かで またいつか
またいつか 飲もうね

転んでも立ち上がり
生き抜く心に 明日が来る
生々流転 それでいい
夜明けを 待ちながら
待ちながら 歩こう
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