茜色に染まる空の下

漂う秋の匂い
何気ない景色を
彩る奇跡は
君に巡り会えたこと

色褪せた心に
舞い落ちる木の葉が
胸をくすぐる
僕に来てくれた君

茜色に染まる空の下
ふたりでこの街を歩いたら
溢れ出す想い伝えたくて
君の横顔見つめた

ただ君が好きだと
ありふれた言葉だけ
僕を見る瞳(め)も
そのキレイな笑顔も

茜色に染まる空の下
ふたりでこの街を歩いたら
そよぐ風「夜は冷えるね」と
そっと君の手つないだ

暖かく包んでくれる温もり
寄り添うふたつの影愛しくて
君を抱きしめた

めぐる季節「君の側にいる」と
ずっとこの手を離さない
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