雨のバル

シトシトと夜を濡らし 雨が降る
想い出の港バルに 灯がともる
お酒でもチョッピリ 飲めたなら
酔った振りで クダを巻いて
あなたのこと 忘れるわ…

そう陰で男たちが 噂する
いつだって来ない誰か 待ってると
誰にでも言えない 傷がある
イイ男に 口説かれても
その気なんて なれないの…

雨の日は薔薇の花が よく匂う
あの人が好きなコロン 想い出す
強がって見せても 恋しくて
この席から 動けないの
涙ひとつ こぼれちゃう…
×