Father

久しぶりに電話をしたら 身体にきをつけろって
父さん ずいぶん優しくなったね
年に2回会うたび ゆっくり歩く姿が
何故だか 愛しくて切ない
ずっと脳裏に残る 働く父さんの背中
大きく見えた 幼いあの頃
私(ボク)の不甲斐なさで
Father 悲しませたくないから

悩んだのも父さんに 少しでも答えたいから
お前しか 子供はおらんぞって 言うから
父さんが初めて泣いた 還暦を過ぎて初めて泣いた
その時とても小さく見えたよ
なかなか分かり合えず 嫌いな時もあった
今はこの道 喜んでくれてる
あなたに応えたくて
Father 必死に歌い続けてきたよ

ずっと脳裏に残る 働く父さんの背中
大きく見えた 幼いあの頃
負けん気が強くて
Father 少し口の悪い男

Father 東京でひとり暮らす私(ボク)は
Father 毎日毎日祈るばかり

Father どうか元気でいてね
Father お願いだから
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