はだかのゆめ

途切れる日々を見据えて
あなたを写す 光の箱にしか
もうあなたはいないから

残された日々の中にも
あなたはいつも 笑い続けて
人を思い続けてた

いつでもあなた 人の事ばかり
無くした事にも 泣き言を言わずに

降り頻る雪 まぶたに落ちて
冬の別れを 忘れさせる

どこまでもずっと あなたと二人で
いられるなんて 馬鹿げたゆめを描いてた

どこまでもずっと あなたと二人で
いられるなんて はだかのゆめを描いてた
×