虹の向こうから

ロックがまた負けた
お金にまた負けた
あいつは街を出た
借金抱えてやむ負えず

名古屋の工場あたりで素性を隠して
働いてんだろ 低い空を見上げて

俺たちは食えなくて
もみくちゃにされて
頭と心の 中のボリュームを下げた

それでも今でも 歌い続ける理由は
それでも今でも 叫び続ける理由は

ああ、きっと誰かが呼ぶんだ
ああ、それは虹の向こうから
ああ、きっと誰かが呼ぶんだ
ああ、それは雲の切れ間から
きっと誰かが呼ぶんだ

R&Rと 生きていく事の
区別をつける事
きっと下手だったんだ

それでも今でも 魂が震えて
何かを訴え 動かされる理由は

ああ、きっと誰かが呼ぶんだ
ああ、それは虹の向こうから
ああ、きっと誰かが呼ぶんだ
ああ、それは雲の切れ間から
ああ、きっと誰かが呼ぶんだ
ああ、それは闇の向こうから
ああ、きっと誰かが呼ぶんだ
ああ、素晴しい世界から
ああ、きっと誰かが呼ぶんだ
ああ、それは虹の向こうから
きっと誰かが呼ぶんだ
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