あした天気になあれ

雨があがって 陽だまりの中
時はころがりつづけ
僕はまた ひとつ乗りおくれ
国道に立っていた
光る風と かげろうにもつれ
川の流れに沿って
あなただけが この道のりを
わかってくれる

一番電車を 見送って
目覚めの紅茶を 飲んで
シャツのそでを まくり上げ
オンボロ車に 乗って

あの丘の上 ゆれて染まる
季節の変りめを見つけ
昨日の唄を ひとつ口づさみ
国道に立っている
はるかな夢は あの森を抜け
緑の風に溶けて
明日の唄が 南の街へ
連れてってくれる

一番電車を 見送って
目覚めの紅茶を 飲んで
シャツのそでを まくり上げ
オンボロ車に 乗って

雲のあい間に見えるよ
ほら君が駆けてくる
ロードマップを拡げたら
僕の昨日が遠のいてく

光る風と かげろうにもつれ
川の流れに沿って
あなただけが この道のりを
わかってくれる

一番電車を 見送って
目覚めの紅茶を 飲んで
シャツのそでを まくり上げ
オンボロ車に 乗って
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