蝉は呼吸する

季節外し 朽ちる
いのちは道端に

ああ いまもあの景色を携えて
あなたの午後をゆく
ああ 今もこの景色はすでに
あるがままの姿 で居る

消えない感触で
夢の途中 醒める

もういいよ その気持ちは嘘じゃない
あなたの思うまま
繋げるその記憶はすでに
あなたを映してる
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