夕暮れ、少女の記憶

またやーたい。あんこが 手を振った陽炎
落っこちた あっこに今日も夕陽はあるか

ねぇねぇあんた、教えてよ ねぇねぇ、幸せか

赤く染めて死にました 手榴弾で散りました
それがおしまいでした バララバラ ハララハラ
赤い空が見てました 宵闇が笑ってました ました ました ました ました

またやーたい。ここの美しい景色は
あたしたち ここに埋められているから

ねぇねぇあんた、教えたげる ねぇねぇあんた、幸せに
ねぇねぇあんた、あたしより ねぇねぇ、なるつもり

数えようが 悲しもうが 誰も戻らない ゆりの花 貧乏草 同じなわけない
赤く染めて死にました

赤く染めて死にました 手榴弾で散りました
それがおしまいでした バララバラ ハララハラ
赤い空が見てました 宵闇が笑ってました ました
奴らの嘘に捕まりました 早く殺してと叫びました
おっとうが鎌を突き刺しました みんなで手をつないでました
ました ました ました ました
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