祈り

いつの間にか眠っていたね…
もうすぐ夜が明けてしまうよ
ずっとこうして 君を胸に抱いていたいの

こんなに優しく
時間が流れてゆくほど
夜明けが怖くなるよ

ずっと ずっとそばにいてほしい
どうかひとりにしないで
明日などわからないの
ふたりに灯る 小さな愛の火が
消えぬように祈るよ

君は目をあけると 不安気に
私をさがして抱きついてくる
だから私は 君の髪を優しくなでるよ

誓いの言葉も
思い出さえ要らない
この瞬間がすべてなの

ずっと ずっとそばにいてあげる
君が目覚める時には
となりでほほえんでいるよ
つなぐ手と手 愛しいこのぬくもり
消えぬように祈るよ

ふたりに灯る 小さな愛の火が
消えぬように祈るよ
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