鴨川、夕暮れと僕

鴨川に沈む青春の日
僕は今でも鮮やかに覚えているけど

嗚呼、私駄目だった。って電話があったこと
叶わない恋は虚しいと君が無理に笑ったこと
嗚呼、どこかホッとした最低な僕がいたこと
全てどこまでも遠くへ流してくれ

鴨川に沈む青春の日
僕は今でも覚えているよ
鴨川に沈む青春の日
君はもう既に忘れて笑っているかな

嗚呼、彼との長い日々と負けないはずの想いだけじゃ
私の知ってるあの子の笑顔にはやっぱ敵わないね。

そう言って君は黙り
橋の欄干に手をついて
ぼんやり鳥を見てた
夕日の反射が僕に告げた君の涙を綺麗と思ってしまったのは

鴨川に沈む青春の日
僕は今でも覚えているよ

鴨川に沈む青春と君
夕焼けと伸びる影が泣き崩れていく
ごめんねと君が僕にかける言葉は今でも分からないままで
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