GOOD LUCK MY FRIEND

俺の友達 いつも教えてくれた
路上に寝そべって乾杯する苦味を
優しい友達 一口分けてくれた
一瞥くれて去った人には一生わからない痛みを

俺の友達 バンド 教えてくれた
古くて 暑苦しくて 引き際を失ったやつらのアルバムを
俺らみたいだろ 行き場なんかないのに
それでも行くしかないやつらのためにあるサウンドトラックを

くたばった気分で 寝転んで笑った
手遅れだと気付けたら 始まりだってお前は言った

最後の最後 笑うのはさ
夢中で信じて 走り抜いたやつだけ
どこのどいつに笑われてもだ
宇宙に君だけ 走り抜いた君だけ

分かっていたんだ
分かっていたなら
どうして
天井 見てんだ

俺の友達 今は遠い空
路上の歌がまだ 聴こえてる気がする
楽してもいいんだ 楽しけりゃいいんだ
手放すことだと 分かっているならいいんだ

古臭いバンド 俺やっぱ 好きだわ
終わってるなんて嘯く
これ以上 騙せないんだ
俺を騙せないんだ

最後の最後 笑うのはさ
夢中で信じて 走り抜いた俺だけ
どこのどいつに笑われてもだ
宇宙に俺だけ 走り抜いた俺だけ

分かっているんだ
分かっているから
遠く 歌ってみるんだ

俺の友達 今も遠い空
走っている 走っていく
聴こえてる気がする

GOOD LUCK MY FRIEND
GOOD LUCK MY FRIEND
GOOD LUCK MY FRIEND
GOOD LUCK MY FRIEND
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