私のふるさと(主人は眠る)

汚れはててる 空だけど
星を見る夜も 少いけれど
それでも私は 忘れない
七色の虹が かかる日もある
この道を どこまでも
私がそだった ふるさとだから

光もささない 川だけど
魚もすまなく なったけれど
それでも私は 忘れない
木の葉が流れて 行くこともある
この道を どこまでも
私がそだった ふるさとだから

ひばりも鳴かなく なったけど
千草も咲かなく なったけれど
はなれることなど できないの
私がそだった ふるさとだから
この道を どこまでも
私がそだった ふるさとだから
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