鯨骨群衆

音が鳴り響いた 花が舞い散った
あたたかい光が揺れる

透き通った 雪が照らされた
いつか僕ら巡り逢えるの

過ぎゆく日々 想いは積もる
『貴方にとって私は何なのでしょうか?』
姿などなくとも言葉を交わしたいと思うんだ

音が鳴り響いた 花が舞い散った
あたたかい光が揺れる

貴方との出会いを待ち望んでいるから
私は今日も鳴けるわ

孤独に慣れても 痛みに鳴れても
冷たい夜が気持ちを沈めていくんだよ
そんな時には空虚にいつか逢えると叫ぶの
歪な音でも 消えてく泡でも耳を澄ましているんだよ
どんな些細なサインも掴み取るから 祈ってよ

浮かぶ花束が届く頃
僕のただただ一つの鼓動と詩を繋ぐ
貴方の意志を継いだメロディを合わせ
はじめての唄を見つけたんだ

暗闇の中で 一人きりの そっくりな仲間に送ろう
心の奥底に届けたいメッセージを
手を繋いで奏でるんだ

孤独に慣れても 痛みに慣れても
朝日が心底気持ちを包んでくれるんだよ
こんな醜い声でも君が好きだと歌うの
歪な音でも 全てを込めるの 心澄まして聴いてよ
どんな日々でも必ず見つけ出すから 響けよ

唄が鳴り響いた 花が舞い散った
あたたかい光が揺れる

透き通った 雪が照らされた
そこで僕ら巡り逢えるの
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