こころ万華鏡

どうしてまた泣いている
淀んだ月を浴びて
どうしてまた眠らない
渇いた夜を抱いて
人はひとり ひとりだけじゃ
向かうどこかを探せない

なんのためだと言えば
このちからは許されるか
深く消えない傷は
憎しみしか生みはしない

限界越えれば塵になるだけ
残像ひとつに惑わされても
翔ける一歩を信じていれば
真紅に燃える空

いのち まっすぐ生きてみろ
そこがまっすぐ道になる
乱れ雲が阻んでも
疾風(かぜ)が涙を払う

あゝ心は万華鏡
二度はおんなじ形(かた)がない
いまをしっかと捉えれば
華は一気に咲くだろう
華は一気に咲くだろう

守る誰かのために
糧にできる夢があるか
闇が隠したものに
惹かれるほど 手は汚れる

慟哭(どうこく)ばかりが聴こえる日々よ
懺悔(ざんげ)するのはまだ早すぎる
耐えて忍ぶも強さの証
やれることはある

いのち まっすぐ生きてみろ
そこがまっすぐ道になる
迷い星が流れても
地に足をつけながら

あゝ心は万華鏡
思いいつか遂げるまで
何度だって試すがいい
華は一気に咲くだろう
華は一気に咲くだろう

きっと 愛は 誰も 見捨てはしない
かならず かならず 時は変わる ここから

いのち まっすぐ生きてみろ
そこがまっすぐ道になる
乱れ雲が阻んでも
疾風(かぜ)が涙を払う

あゝ心は万華鏡
二度はおんなじ形(かた)がない
いまをしっかと捉えれば
華は一気に咲くだろう
華は一気に咲くだろう
華は一気に咲くだろう
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