Odorata

あー この街の 見慣れた風物を
気難しい目で 眺めたお前を
あー これからは 探すこともない
あの時切れて 終わったはずだから

冬は3回きて 今の僕はもう
月がない空みたい 夜になっても
新しい日々を 愛してる今を
しょうもない嘘で 乾いてった喉も

この終わりのない季節が
終わるとき どこにいる
めまいがする めまいがする
地平線に 浮かんでる
この青い陽に ひるがえる
影みたい 俺たちは
重なったり 離れたり
あーもう バカみたい

庭にまく ゼラニウムが
白い花を咲かせた日
香りまとう 風がまた
君の頬を撫でた日
めまいがする めまいがするほど
青い陽 ゆらめいて
重なったり 離れたり
あー俺ら 馬鹿みたいに

あー この街の 見慣れた風物を
気難しい目で 眺めたお前を
あー これからは 探すこともない
あの時切れて 終わったはずだから

冬は3回きて 今の僕はもう
月がない空みたい 夜になっても
新しい日々を 愛してる今を
しょうもない嘘で 乾いてった喉も

怖い 今は怖い
もう明日には見えてないかも
怖い 君が怖い
もう頭では覚えてないかも
あっ 新しい身体にも なれてきたころ
愛 これが愛って
なんとなく思い出すのかい?

歌になる前に
2人わかってたのに
気づかないふりさえ
君へのオードになって
まるでオドラタ
熱こもるこの肌
明日の生き方
数える1から
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