そうか きっと

夕闇にぽつり 光る星に 僕は手を伸ばした
夜の帳 下りてゆき 輝きは増してゆく
前もわからない位

そうか きっと これが 恋か それならばこの苦しみも
きっときみが ぼくにくれた 宝物なんだ

空を見上げれば 目を閉じれば 願わずにいられない
雨の中で細い傘 放り投げたんだ
涙あたたかい理由

そうか きっと これが 恋か それならばこの悲しみも
きみと出会えた 証だった 木枯らしが歌う

幼かった気持ちが 今羽根を広げてぼくの手から飛び立つ

そうか きっと 愛されたくて きみのためと言って
頑張れたんだ
バカみたいなこの寂しさに 涙を拭き笑うよ

そうか きっと これが 恋か それならばこのぬくもりが
きみと出会えた 証だった 春の風が吹く
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