細く長い1本道 賑やかなあの五差路
誰も知ることはなくてもあなたは立っていたね

坂道で汗を拭い少し笑っていた
下り坂を真っすぐに風をきって走ってた
残しておくからね あなたへの手紙 読んでくれますか

あなたの歩いた道 この手で抱き締めたい
躓きながら迷いながら見つめ感じた時間(とき)は
あなたの宝物だよ 何かになれなくても あなたの進む道全てに
生きる意味があるよ

耳すませば聞こえてくる 季節を告げる囁きが
体中でそれを感じ 開く瞳 輝いて

あなたの歩いた道 この手で抱き締めたい
思い描く色じゃなくても 誰に何を言われても
あなたの宝物だよ 何かになれなくても
あなたが見つけた景色全てに 生きる意味があるよ

あなたの歩いた道 この手で抱き締めたい
あなたの進む 道全てに 生きる意味があるよ

他の誰かじゃなくて あなたが見た光
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