ヒナゲシ

咲いてもまた色を変えては
生まれ変わって行く季節と
麗しい世界にこだましている
永遠に永遠にずっと silent

手を繋いだ温もりが
本物か確かめた
消えないで愛しい日よ
手繰り寄せたのに

小さくなる呼吸が
張り詰めた
記憶に

残されたまま其れは
儚く故に満ちて今に
溢れんばかりの愛で
包んで行くよ
其れは遠い昔から紡いでいたのでしょう
月の木漏れ日のように 優しく照らしている

蒼に染まる水面には
蛍火が揺らいでる
足早な時に追いつくようにと
歩いて行く

消えて行った呼吸は
張り詰めた
記憶に

残されたまま其れは
儚く故に満ちて今に
溢れんばかりの愛で
包んで行くよ
其れを遠い昔から紡いで来たのでしょう
月の木漏れ日のように優しく照らしている
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