予感

予感が走り出してる
見覚えのある毎日
違いを見つけ出して
あの頃と違うんだと
手放しに受け取るだけ
すれ違うどう足掻けど
こめかみに突きつける誰も見えないピストル

渇く、喉の痛みを預けた
書き出しの1行を探してる
何度知ってしまっても、知りすぎることはないな
自分で自分を見た
遠く伸びた未来への行き先
なぞる日々に在り方を探した
機微に動いた心は、明日を大きく変えてしまう
思えばあの頃もそう、予感を

予感はこびりついたまま
ハリボテの像かき消す
忙しなくすぎる日々に
迷ってしまっていないかと
多過ぎる選択に頭を抱えた

変わる、日々の自分に惑えど
そんな自分も悪くないと思う程
思い出してしまったんだ、素晴らしいと思えるほど
悩んで選んだような、予感を

一度や二度の二度とないと思ったトキメキ
時々掠める穏やか過ぎる行方
街は夕暮れ全てが赤くなって
心照らせば気づいてる自分がいた

渇く、喉の痛みを預けた
書き出しの1行を探してる
何度知ってしまっても、知りすぎてしまっても
自分で自分を見た
遠く伸びた未来への行き先
なぞる日々に在り方を探した
機微に動いた心は、明日を大きく変えてしまう
変わらず変わってけ、予感を
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