ふたりのうた

もうあの時には終わっていた
私の中では
でも言えなかった
君との約束は破れなかったから

何回も繰り返すのは目に見えていた
遠くなっていく君
気づいたはず
ねえ、どうしたら良かった?

こんな事で
悲しくなってる自分が
悔しくて涙が出たよ
暗い夜、こんな日には
大好きな君を想うはずだったのにね

写真のお気に入りの中には
君との写真でいっぱいだ
ふたりだけの時の君を覚えてるままでいい?
「多分」が怖いのは私もそうだった
君がもっていた
ふたりのネックレスはわたしのもとへ
消えてなくなるまでは
私のことを覚えててね

隣にいるのにうまく手は繋げないし
距離のとり方が分からなくなってた
理由はないけど
着慣れてないスカートを履いたのも
わかって欲しいけどね

ふたりにしかわからないうた
君に届くまでには
時間がかかるだろうけど
君の字が汚いところも私だけが知っているままでいい
私の最終回には君すらいないから
もう一回離れようって
言葉はわたしの中では響くはずがなかった
もういっそこの歌を聞いて
私を思い出して悲しくなってね
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