ハルカゼ

思い出してみて 振り返ればほら
初めて出会った日から ずいぶんと遠く
夕陽が照らす 廊下と教室
今でも 私だけの居場所

正しさに苦しみ 弱いことを知るのは
自分らしく 生きてゆけるように

描いた未来も夢も まだ諦められない未熟な心でも
必ずどこかで逢えるような そんな気がしてる
ねぇ 今なら言えそうだよ
きっと きっと きっと

交差点を 足早に過ぎる大人に
憧れてた日もあったけど
君と笑う 何気ない瞬間《とき》に
何度も 支えられてきたね

くしゃくしゃにまるめ捨てたって 何も変わらない
たくさんの愛を知って 羽ばたくよ
信じてみよう

もう一度 こんな私を
全ての出会いが“今”になって
奇跡の中で 芽吹く

桜の木の下で 今約束をしよう
これからも この心は傍にいるから

どうか 忘れないでいてね
小さな命が ここで叫んでいること

描いた未来も夢も まだ諦められない未熟な心でも
必ずどこかで逢えるような そんな気がしてる
ねぇ 今なら言えそうだよ
ずっと ずっと ずっと
君に「ありがとう」

顔を上げてみて 目の前にはほら
無限に 続いてゆく未来
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