誰も居ない。見渡せばそこには あなた以外 もう誰もいらない 心に

時の谷間 ひっそり咲く花は 生まれた瞬間(とき)の記憶 呼び覚ます言葉

忘れないで 側に居るよ その名前呼べば
世界は2人だけの 空っぽの器になるから
窓の影 写り出す朝陽 終わりと始まりへと

2人でなら 作り出せるはずだから 信じていた つかの間の安らぎ求めて

時の奈落 静かに咲く花が 伝える物語は ここにある 今も

手を伸ばせば つかめそうで つかめなくて泣いた
現世の波にのまれ 見失った夢のかけら
空の道 流れ出す風が 終わりと始まりへと

舞い落ちる花びらさえ 運命(さだめ)にも抗うように
きっとまた会える 花の名前は…

忘れないで 側に居るよ その名前呼べば
世界は2人だけの 空っぽの器になるから
窓の影 写り出す朝陽 終わりと始まりへと
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