カナシミノイロ

カナシミのイロした 君の目が 今
輝いてゆくのを ただ僕は見ていた

ケイタイのメモリー 心よりも早く
スペイン坂 午前三時 君にくちづけした

カフェの窓に 映る 君の横顔が
笑うのかな 泣いてるかな 未来に期待してた

ほんとは恋とかって 少しも気付かない
ふざけては いつのまにか 隣で笑ってた

カナシミのイロした 君の目が 今
輝いてゆくのを ただ僕は見ていた

退屈な言葉と 逸れてゆく話に
不器用な 幸せさえ いつか感じていた

冗談で頬に触れて 季節は変わってく
本気の声を聞いて 季節は止まるよ

誰よりも 君だけ 大切に思う
確かめた 気持ちは あの空に 預けた

この街で 流れる 僕たちの意味
プライドの痛みが こんなにも 愛しい

カナシミのイロした 君の目が 今
輝いてゆくのを ただ僕は見ていた
ただ君を見ていた…
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