one

ねぇ、あなたがいないと
“幸せ”という文字から
“一”引かれてしまうから

もしもいつか
此処から旅立つ時は
僕も一緒に連れて行ってね

“さよなら”という言葉も
要らなくなるね
なんて
笑って戯けてみせて

言葉を持たないあなたが
そう話してくれたら
その悲も愛せるかな

いつかまた出会えたなら
2人で話をしよう
あの日に見た
花に名前を付けよう
そしてまたあの日のように
2人で笑っていよう

過ぎた日々を愛せるように。
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