宇宙列車

ねぇ会いたい気持ちが
空へのぼり
どこだって連れてってくれる
この宇宙列車に乗りこんだ
発車ベル鳴らして
開いた窓から溢れる風
揺れる前髪と人々の肩
少年が駆け寄ってきて
僕の目をのぞいた
どこから来てどこへむかうのだろう
ねぇ会いたい気持ちが空へのぼり
宇宙列車に飛び乗った
ほら今日も誰かが願うだろう
レールを作り出すんだ
だんだんと空が近づいて
豆粒みたいな僕のまち
思いにふける僕を背に
ひとりまたひとり降りてって
どのくらい思い続けたのだろう
ねぇ会いたい気持ちが空へのぼり
宇宙列車のとおり道
戻らない時間をかき混ぜた
よどんだ空色つきすすめ
宇宙列車に乗って君の元へ
まだ知らない明日を見に行こうよ
宇宙列車で君と2人ぼっち
今だけは僕だけの君でいて
あぁ
遠くへ
遠くへ
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