遥か

手探りの中で感じた
儚い想いのありか
過去も今も 過ぎ去っていった

変わらないまま 変えられないまま
刻み込まれている
どこに行っても どこに行けなくても
この足跡は残る

遥か遠くに伸びる道が
通り過ぎてゆく景色が
目の前に広がる

静かに動き出した
流れは止まりはしない
いつかは またここに 戻る

遥か遠く見える光は
通り抜けてゆく記憶は
いつまでも消えずに そこにある

灯す明かりで 先を照らして

この瞬間は残る

遥か遠くに伸びる道が
通り過ぎてゆく景色が
目の前に広がる

遥か遠く見える光は
通り抜けてゆく記憶は
いつまでも消えずに そこにある

灯す明かりで 先を照らして
果てを越えても 続く彼方を 照らして
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