忘れていたニックネーム

忘れていたニックネーム
不意に呼ばれ振り返れば
人混みの 改札口 あなたが立っていた
高鳴る胸過ぎた日々を
一つ一つなぞって行く
私を愛してくれた学生時代
今でもあなたが好きだと言い出せなくて
過ぎ行く季節と友達の話ばかり
いつかどこかで(大人になって)
めぐり会えると(思ってたけど)
今も変わらないあなたが笑ってる

手を振って駆けて来る
髪の長い女の子に
あなたは微笑み返す昔のように

好きでもない人にやさしい言葉かけたり
あなたにはわざと冷たくしてたあの頃
暮れ行く街の(人混みの中)
繰り返してる(胸の中で)
二度と呼ばれることのないニックネーム

好きでもない人にやさしい言葉かけたり
あなたにはわざと冷たくしてたあの頃
暮れ行く街の(人混みの中)
繰り返してる(胸の中で)
二度と呼ばれることのないニックネーム
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