転回禁止

落とした瞼の風貌で
こぼした嫌いは現状で
背が曲がる
光が点滅する
理想の違いは劣等で
足跡は同じものをもって
いつまでも受け入れられないよ

過不足のないただの人の形で
生まれた命を悟った気がして
飾らない器をまた満たして
止まれないから

もう戻れない、この命を刻んで
つかめないまた弱さを嫌って
とぼけた言葉の背に潜んでいて
どんな悪夢も
その夜で、怯えたとも笑って
くだらないほどにただ飛ばして
曲がれない僕の真心を掴んで
痛みが怖くても

ごみごみした街並み
光源の多さが鬱陶しい
馬鹿馬鹿しさに雨ざらされ

幼い頃のこころは真っすぐで
嘘だらけで美学もなくなって
叫ぶだけの生き方を許して
終われないから

もう戻れない、この命を刻んで
つかめないまた弱さを嫌って
とぼけた言葉の背に潜んでいて
どんな悪夢も
その夜で、怯えたとも笑って
くだらないほどにただ飛ばして
曲がれない僕の真心を掴んで
痛みが怖くても
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