言花Letter(s)!

何も無い花が
名前 もらったような
胸に咲く言葉 抱いたまま
さあ 舞い上がれ

たった2文字で 言えてしまうことも
2ページかけて 躓いてる
“ゆめ”とか “すき”とか

走り出せても 拙いけれど
一行ごと ココロの跡

書いて消して すり減るわけない
種は強く 言の葉 生まれ
まだ空白の その先へ
想いひらけ 色とりどりで

名も無いFlower
いつか 空の下みんな
鮮やかに 染める花束
世界に届けよう
雨と歌うような
風が光るような
溢れ出す言葉 敷き詰めて
さあ 咲き誇れ

誰かのモノと 思い過ぎていて
記号みたいに 書いていた
“希望”とか “未来”とか

気付いたらもう 纏ってたんだよ
走る鼓動 夢中の音

その時 私の世界はやっと目覚めた
たった一つの言葉が 空へ点を打った瞬間
何も無い広がりが 全て余白になった
自由だったんだ
手のひらのこの種が 何の原石なのか
もう確かめるしかない
出発準備 行こう
この色が 目一杯咲けるように

勇気をくれた
心が跳ねた
夜明けの中へ

何も無い花が
名前 もらったような
胸に咲く言葉 抱いたまま
どう紡ぎ出す?

果てないFlower
涙 かき消すくらい晴れた
笑顔呼ぶ 大きな一節の
今 書き出しへ
朝日 透かすような
蕾 光ったような
何度でも ひらく言花(コトハナ)
さあ 咲き誇れ
舞い上がれ
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