あこがれ橋

薔薇色の空 あこがれ橋は
少女が大人へ 渡る橋
川の瀬音は 子守歌
愛された日々 流れてゆくの
くちびるに 歌を灯して
いま旅立つの 風に向かって

夢見て願う あこがれ橋は
どなたの胸にも 架かる橋
恋が初めて 訪れて
ときめく想い 戸惑う季節
こわくない ほんとはこわい
お守りひとつ 固く抱きしめ

ふるさと遠い あこがれ橋は
傷つき泣いても がまん橋
自分一人で 決めたなら
信じる心 失わないわ
頬濡らし 光る涙は
勲章なのよ 若き旅人
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