男の幾山河

しょせん器用に 生きられなくて
時にころんだ 痛さに泣いた
心はいつも 道半ば
満足したら 行(ゆ)き止まり
努力 努力で 越えて来た
振り向きゃ見える 男の幾山河

夢は追うほど 輝きながら
生きる力を 勇気をくれた
急がずそして たゆまずに
歩けばいつか 花が咲く
我慢 我慢の 歳月(としつき)が
命をみがく 男の幾山河

人の出会いが 何より宝
いつも情けを 忘れちゃならぬ
初志貫徹の そのあとは
残りの時間(とき)を 世のために
感謝 感謝で 恩返し
夕陽が燃える 男の幾山河
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