私を綴る 私を創る

筆は私の
良き代弁者
心に漂う
形無き想いを
言葉にする

筆にかかれば
私は歌人
この目に飛び込む
美しい季節は
言葉を持つ

私はただ
書き留める
踏みしめた足跡のように
耳に残る子守唄のように

嗚呼…
嗚呼…

私は、私を綴る
それがいつか
私を創る
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