Rubia

もう2度と目覚めないはずの感情に
今更揺れるのは何故なの

抵抗しようものならば
付き纏う虚無感に
最期はどうせ一人
もうどこにいてもいなくてもいい
言葉は幻想の安定剤
ああ過去は甘味でしょうか
それとも苦薬ですか

しょうもなくてありゃしない己の命
見ていたくもないわ
惚れた腫れただの
のぼせていられたら良いけど
真相はいつだって何方でもない

お願い消し去って
用は無いのでしょう
この道の先に何があるの?

ああもういいわ
全て呑み込むの
我忘れるくらいが幸福
今更なれない

待てとなればいくらでも待ててしまう
痛覚だけが生きているような私
静かに死んでいくそれは確かに
瞼だけが潤っても虚しさ残るわ

終わらせるのならば
この手でしかと失せてやろう
最期はどうせ一人
もうどこにいてもいなくてもいい
言葉は幻想の安定剤
ああ過去は甘味でしょうか
それとも苦薬ですか

委ねないで
感じたい

ねえよぎって
得るもの得たのなら
この道の先は続いてゆくの?

ああもういいの
たかが知れた未来
我忘れるくらいが幸福
今更なれない
消し去ってよ
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