13月

次こそは次こそはと泣いて転んでも
顔を上げて生きてきた
でもそれもいつしか僕の心蝕み
足元ぐらついてたんだ

知らない見えない振りならできたの
でもそれじゃ心死んでいくの知ってたでしょ
心幾つ殺したって大人なんかなれない
ねぇ僕がなりたかったものは

うざったい世界に蔓延る有象無象が
当たり前のように刃向けて飛んでくる
ねぇ「これでいいや」
「これでいいの?」
「これでいいんだよ」
心で心を殺すの
ほら、簡単なことでしょう?

「辛い時こそ前を向け笑え」だなんて
無責任な声が云う
私の痛みが
お前に分かるわけないだろ
あまり笑わせるなよ

善も悪も立場が変われば
真逆になること知ってるから
泣いてたんだよ

涙幾つ零したって
強くなんかなれない
ねぇ僕がなりたかったものは

うざったい世界に蔓延る有象無象が
当たり前のように刃向けて飛んでくる
ねぇ「これでいいや」
「これでいいの?」
「これでいいんだよ」
心で心を殺すの
ほら、簡単なことでしょう?

それでもそれでも僕はまだ

うざったい世界に蔓延る有象無象が
当たり前のように刃向けても生きてやる
明日なんて来なくたって
悔いのないように
生きてやる生きてやる生きてやるさ
だれも僕になれやしないんだ
僕の生き様は
僕が作る僕だけの
証だ
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