Darling you

面倒くさがり
気まぐれな寝泊まり
耳かきされて眠りにつく
甘えたなところも
嫌いじゃないよ

追うばかりじゃない
化粧した手と手繋いで捕まって
並んで走ったの
夜はこれからだから

塗り重ねた二人を訳もなく信じてたんだ
薬指じゃ約束なんてできないのに

Darling you
その指先さえ
私のこと覚えていないでしょ
「触れることが愛の類いじゃない」
口当たりのいい歌詞を
爪と辿っている
ささくれを気にするような
細かい女じゃないの

囲んでいた記念日は
振り替えのない休日に
悲しい心を 枕と沈めて

Darling you
その頭の中
ほんのちょっとは
私を抱えてるの?
愛してももう飽和していって
余計な言葉 溶かせなくなっていく
日々を飲みこんでいけるような
強い女でいたいの

はみ出していた
不器用は綿棒にも拭えない
きき手じゃないし
仕方ないなんてもう苦しいの

Darling you
その耳には
この話がどのくらい詰まってるのか
わからないけど
愛しちゃってね
ごめんねもう
この涙にも
興味なんかないのに
わかってる
わかってる
わかっているけど
こっちを向いてよダーリン
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