サザンクロス

夕日が沈みかける頃
秋風で散る花を見て
いつまでこうして僕らは
いれるかなんて思った

霞んだ淡い空 帰り道
少し寄り道して

儚くてどこか優しい
僕らが辿るこの日々は
思い出になるときが来ても
輝いてるきっと
「それじゃあ、またあした」

先のことなんて
まだわからなくて
速すぎる時の流れも
気づかないふりをした

未来図を描くほど増えてゆく
今は解けない問い

悩む時間も眩しくって
離したくないものになって
季節が変わり葉が落ちても
続いてゆくきっと
僕たちの日々は

「きっと続いてゆく」嘘でも言ってほしい

「またあした」と言える今日が
記憶に残らないとしても
二度とは戻らない時間が
答えになって僕を導いてくれるから

進む道はみんな違うけど
「さよなら、またあした」
×