train

どんなに高い壁も
越えてみせると
僕はつぶやいた
いつか駆け抜けてく
駆け抜けてく この思い

過ぎゆく時間の中
君と僕の足跡
どれくらい残せるんだろう

遠い地平線を 越えてゆこう
朝焼けの街を抜けて
強く結びあった 二人を今
止めることはできない

どんなにつらい過去も
忘れられる 君が側にいる
小さく冷たい手を
握りしめた 離さない

誰もいないホームで
重ねたその口唇
風が髪を揺らした

ずっと明日だけを
見つめてゆこう
僕はもうふり返らない
強く結びあえた
二人を今 止めることはできない

止まらない 止まらない
列車に乗り込んで
どこまでも行こうよ

今すぐに 今すぐに
列車に乗り込んで
僕らは 駆け抜けてゆく
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