つきあかり

月明かりのした
物語は枝分かれ

愛しさを求め
今日も街に出る

いつか輝くそのために
涙はその時のために

心の奥にしまってしまった
せいかしらこの臆病はいつ癒える
誰かと叫んでもここにいるのは
わたしひとりだもの

今なら言える言葉を探すけど
あなたがいないのなら
もう意味はない

時々見せる悲しそうな横顔
何を思っていたの

「どうして」の数だけ増えてゆく
振り返ると今に泣きそうなくらい
誰かと叫んでも残るのは
もう戻れない時間だけだもの

離れていても一緒だと
思えるのにはまだ時間がかかるけど

確かに言えるのは
とても素敵な人だったわ今でも恋しいのは
あなたの温もりを知ってしまったから

心の奥にしまってしまった
せいかしらこの臆病はいつ癒える
誰かと叫んでもここにいるのは
わたしひとりだもの

「どうして」の数だけ増えてゆく
振り返ると今に泣きそうなくらい
誰かと叫んでも残るのは
もう戻れない時間だけだもの

心の奥であなたとふたり
こんな月明かりの下で
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