もどり道

風が吹いている
誰もいないホームに
一人佇む
一番電車で
この街を出て
さあこれからどこへ行こう
あなたがくれた数々の
日々を悔やんではいないけど
今はもう
I leaving your heart
いつの日でも
見果てぬ夢語るあなたの目が
好きだったけれど
ごめんなさい私なんてどこにもいる
ありふれた奴だから
あきらめるね

窓を流れ去る
景色がほら
ゆっくり変わりだしたら
知らない都会(まち)まで
あとわずかだね
これから先何があるの
見つけたいものわかるけど
どこにあるのかもわからない
このままで
降り立つ駅に溢れ出る
人の渦に押し流されそうになった
その時に
ポケットからこぼれ落ちた
あなたの部屋の
鍵を拾うと何故か
涙が出た

You live in my heart
この都会(まち)でも
私きっとあなたに似た人に
また出会うのかな
振り返るともどり道が続いていた
時の轍の向こう
愛が見える
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