記憶

過去に沈めた あの日の僕が
記憶の海に 浮かんでいる
風が静まり 佇んだ夜
揺れる水面が 明日を示す

目を閉じれば また出会える
小さな僕を 救ってくれた手
愛した人の柔らかなぬくもり 感じて

記憶の中で その熱に触れ
愛しさを知る
そして誰かへの愛になって 求め合う
どんな場所にいても ずっとこの胸に生きる

まだ見ぬ明日へ 広がる海に
佇む僕が 浮かんでいる
雨に流され もがいた今日も
遠い未来の 灯りとなる

時を越えて 聞こえてくる
僕の名前を 呼ぶ人の声
ともに重ね合った 耳の中で響く歌 感じて

記憶の中で その声に触れ
優しさを知る
そして誰かへの愛になって 求め合う
どんな場所にいても ずっとこの胸で 叫ぶ

手に入れた喜びも 手放した痛みも
明日の灯火になる
その光照らす方へ僕は進んでいくよ

記憶の中で その熱に触れ 愛しさを知る
そして誰かへの愛になって 求め合う
どんな場所にいても ずっとこの胸に
その愛が呼ぶほうへ
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