風船讃歌

あなたのそばに行き歌をうたってあげたいな
世界が終わる日も潮風に乗って
きみの方へぼくは飛ぼう

赤い風船飛んでく だれかが手を離したみたい
今のきみはなんだか歳をとってしまったみたい
青い海のような悲しみに ああ、何が言えるだろう?

あなたのそばに行き歌をうたってあげたいな
世界が終わる日も潮風に乗って
きみの方へぼくは飛ぼう

このまま飛んで何処へ 天国はちょっといやだ
今のぼくはなんだかなにも知らない子どもみたい
青い空の真ん中で今 ああ、何が言えるだろう?

あなたのそばに行き歌をうたってあげたいな
世界が終わる日も潮風に乗って
きみの方へぼくは飛ぼう

だれでも知ってることさ いちばん大事なことさ
だけどすぐにそれを忘れてしまう
忘れてしまう!

あなたのそばに行き歌をうたってあげたいな
世界が終わる日も潮風に乗って
きみの方へぼくは飛ぼう
ゆらりゆらり飛んでいこう
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