春になれば

誰からも傷つけられたくなくて
ギターばかり弾いてた夜がある
お前を傷つけたくなくて
気付かぬふりで微笑んでた夜がある
お前がいなくなってからも
春になれば ポピイの花を買っちまう
淋しさが 心の扉を叩くまで
人はそれまでの倖せに気付かないんだね
人はそれまでの倖せに気付かないんだね

左手でお前の髪をまさぐり
右手で心をまさぐる俺さ
お前に縛られたくなくて
有り金はたき旅に出かけた夜もある
お前がいなくなってからも
春になれば 知らない街で酔っちまう
悲しみが 心の扉を叩くまで
人はそれまでのあやまちに気付かないんだね
人はそれまでのあやまちに気付かないんだね
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