恋の歌

熱い熱い涙が 君の頬をぬらして
僕の唇にひとしづく落ちて来た

僕は僕は知っている 悲しいからじゃないんだ
君の唇が 僕を好きとさゝやいた

想い出せば遠いあの日
冬が過ぎて 僕達にも
暖かい太陽が この腕の中にあった

夏も過ぎてゆく頃 赤い夕日が消えた
君にさよならも云えないで 僕は泣いた

想い出せば遠いあの日
冬が過ぎて 僕達にも
暖かい太陽が この腕の中にあった

熱い熱い涙が 君の頬をぬらして
僕の唇にひとしづく落ちて来た
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