海が泣いてる

Harbor Light 滲んだ窓に
店のネオンが 静かに消える
やっぱり別の 道を選んだ
おまえの背中 見えた気がした

捨てちゃいけない ものがあることを
男はすぐに 忘れるものさ

海が泣いてる 声をあげ
夢の帆先に 風が舞う
海が泣いてる これが最後と

グラスの痕も そのうち乾く
思い出だって 霧のようだよ
一緒に生きて みないかとだけ
ひとこと言えば よかったんだね

荷物ばかりを 背負わせてしまった
女はいつも 無口で強い

海が泣いてる 声をあげ
愛がなにかを 言い残し
海が泣いてる 心の奥で

捨てちゃいけない ものがあることを
男はすぐに 忘れるものさ

海が泣いてる 声をあげ
夢の帆先に 風が舞う
海が泣いてる これが最後と
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