君が生きる理由

クラクション響く甲州街道
退屈に飛び立つエンジェル
君のこと知らないままだけど
綺麗な羽根を拾ったよ

最終回を迎えた先は
菜の花畑のエピローグ
森に光る雨を見たことあるかい?
君が生きる理由だよ

今すぐ僕が抱きしめてやる
電話してくれよ

明日なんかいらねーよ。
この夜は永遠だから
膝の震えが止まるまでずっと
何時間でも待てるぜ
口をつぐんでるくせに
伝えたい言葉があるんだろ?
喉の奥広がる宇宙に歌を燃やすだけさ

ジャンクション続く甲州街道
アイデアの枯れたミュージシャン
首吊るためのロープ千切って
錆びた弦を替えるのだ

寒い日に買った缶コーヒーや
懐かしい花の匂いも
夜明けに現れた雪原さえ
君が生きる理由だよ

悲しみなんてぶっとばしてやる
朝まで呑もうぜ
血反吐吐いてもワクワクしてな
世界を変えようぜ

明日なんかいらねーよ。
この夜は永遠だから
膝の震えが止まるまでずっと
何時間でも待てるぜ
耳を塞いでるくせに
誰かの言葉にすがるんだろ?
目の前に広がる宇宙に腕を伸ばすだけさ
明日なんかいらねーよ。

君が生きるそれだけで
僕が生きる理由になるんだよ
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