夢見るアーキテクチャ

…Avec amour, pour toi

この世の最果てを胸の奥に抱き締め
映り込んだ光を掬い上げて空を仰ぐ
導きは形のない 魂が感じる糸
手繰り寄せあい

やがて結ぶ運命までの道のりを

指の先まで色づく命で刻み続ける
想いは柔らかな痛み
描いて築いてこの身を象りながら
永遠を夢見る歪なアーキテクチャ

欲しがる本能と求められる喜び
或いは生きる意味と言える全て、自分を知る
漠然と生まれ落ちた 鮮明に意思を持った
受け入れて尚

尽きない造形の彼方に憧れを燃やす

祈りが愛なら叫びもまた愛なれと
想いは白日の希望
捧げて印して拙く鼓動重ねる
今は誰の目にも未完のアーキテクチャ

存在は透明な器 乱反射する光と影
選ばれた誇らしさで 運命へ手を伸ばそう

指の先まで色づく命で刻み続ける
想いは柔らかな痛み
描いて築いてこの身を象りながら
永遠を夢見る歪なアーキテクチャ

夢見るアーキテクチャ
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