unknown

ギリギリまで見ていたい
気持ち抑えポケットに押し込む端末
間髪入れず走り出した
噎せながらの息は血の味がして
かさばるギターケース
あと何年後の振動に耐えれるんだろうか?
なんて心配してる間に
この秒針は何周したんだろうか?
いつも長い赤信号
押しボタンは無反応
耳に流れる音楽はいつも
胸の鼓動とは合っていなくて
身を乗り出す 滲んだTシャツ
焦りながらもこなす右左
曲がり角 車 自転車 人
No, breaking down ヒヤリハット

季節は隔てなく照りつける日差しが
朝の予報をあてにした少年を苦しめるのさ
時には雨音 気分屋の御天道様
逃げるように少年は電車に飛び乗ったのさ

気づいたら住みついてた
鳥居をくぐった先の坂道
うねる足音繋がっている

ギリギリまで先延ばしたリリック直す時間もなくて
「歌っていけば形になるさ」って本当にそうですか?
御託並べて イライラも日に日につのって
キリキリ舞い はじまる session 皆に問う
Are you ready?

変わり目は目立たなく 澄み渡る青空
何者でもない僕には 少しだけ眩しくてさ
たまには風の音 ロマンチックな御天道様
なびくように少年は電車に飛び乗ったのさ

全てがありふれてた中
未知なる朝焼けが指す方へ
弾む足音 連なっている

気づいたら住みついてた
鳥居をくぐった先の坂道
うねる足音繋がっている
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