野良犬

小さな街から見上げても大きな街でも
月が綺麗なのに変わりはないな

過ぎ去ってく今日は何を残してくの
愚痴ばかり溢す僕に君は吠えた

その黒い瞳の奥に何が見えるの
一体僕はこのまま生きていけるの
君にもわかるはずがないなんてわかってるから
今日も歌うよ

灯りがついてる誰かが待っている
帰る場所ない自由気ままな君は本当に幸せなの

向かい風が強いんじゃなくて自分が弱いだけか
ゴミを漁る君を見て強く思った

その黒い瞳の奥に何が見えるの
一体僕はこのまま生きていけるの
君にもわかるはずがないなんてわかってるから
今日も歌うよ

囚われないが全てじゃないし
見えてるものが全てじゃないから
ただ、ただ周りの波にのまれたくなくて
ひそかに眠る野良犬だって
僕には見えないものがあるから
それぞれにそれぞれが灯るよ
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