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君とはぐれて途方に暮れた
僕はいつしか地図を失くして
いばらの道を選んで来たんだ
誰かを救った気がしてた

けど本当はただ触れること
望んでいた だけど僕たちは遠く
君だけは怖れもせずに(ずっと)

まぶしい光が孤独を解かすよ
僕ら一つだけど一人じゃない
それぞれの道が束ねられて今
最後のページ 開く時だ

あの日あのとき置いてきたはずの
記憶は消えずこの胸にある

きっと本当はまた会いたくて
生まれてきた 繰り返すように
信じて
水面には星が浮かぶよ(そっと)

まぶしい光をずっと待ってたんだ
僕ら一人だけど重なり合えた
忘れやしないよ消えゆく瞬間を
この目にただ焼き付けるよ

雨の冷たさ 空の灰色
孤独な吐息 潤んだ瞳
描き取られた そのまますべて
刻まれるそのページに

まぶしい光が孤独を解かした
涙が溢れては傷を包むよ
次は君の番だ
どんな時でも希望は残っている
それぞれの道が束ねられて今
ページをめくる
その光が孤独を解かすよ
僕ら一つだけど一人じゃない
それぞれの道がまた枝分かれて
新しいページ 開く時だ

忘れやしない
物語をいくつも重ねてく
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